製品情報
外構工事のプロ福田土木株式会社が取り扱っている製品のご紹介です。
透水性コンクリート(ポーラスコンクリート舗装)
福田土木株式会社は株式会社佐藤渡辺の協力会社としてポーラスコンクリート舗装「透水性コンクリート」の販売・施工を行っております。
透水性コンクリートは水はけが良く、水たまりができない為、勾配を取りづらい土地に最適です。加えて水災害にも有効に機能します。
透水性コンクリートMサイズ(骨材粒径2.5~5mm)
透水性コンクリートLサイズ(骨材粒径5~13mm)
特性と効果
歩きやすい舗装(バリアフリー・ユニバーサルデザイン対応)
透水性コンクリートは、交通バリアフリー法の構造基準で定められた「歩道は原則透水性舗装」を満たす、高性能なポーラスコンクリート舗装です。ブロック舗装に見られる細かい目地や凹凸がなく、非常に平坦で滑らかです。さらに、透水性コンクリートのポーラス表面は滑りにくく、優れた透水性を持つため、雨天時でも高齢者や車椅子の利用者が安全かつ快適に移動できる道を提供します。
優れた透水性(水循環の改善機能)
透水性コンクリートは、透水係数が1×10⁻¹cm/sec以上という非常に高い透水機能を備えています。雨水を効率的に地中へ浸透させることで、地下水の涵養や地中の生態系の維持、さらには樹木の健やかな成長に寄与します。このように、透水性コンクリートは自然と調和した環境づくりに貢献します。
雨水貯留・浸透機能
透水性コンクリートは、優れた雨水貯留・浸透機能を備えています。舗装内部の空隙に一時的に雨水を貯め、徐々に地中へ浸透させたり、蒸発させたりします。これにより、雨水の流出ピークを抑え、下水道や調整池への負荷を軽減し、都市型河川の氾濫防止にも役立ちます。また、地下浸透トレンチなどと組み合わせることで、さらに効果的な雨水流出抑制システムとしても活用できます。
環境負荷を軽減する舗装
透水性コンクリートの白色系舗装は、アルベド(太陽光の反射率)が高いため、アスファルト舗装に比べて表面温度が低く抑えられます。また、舗装内部に 保持された水分が気化する際の潜熱効果により、さらなる温度上昇を防ぎます。例えば、透水性アスファルト舗装の表面温度が気温に対して約17℃上昇する場合でも、透水性コンクリートは約10℃の上昇にとどまります。このように、透水性コンクリートは都市部のヒートアイランド現象の抑制や雨水管理の向上など、環境負荷の軽減に大きく貢献できる舗装です。
空隙がつぶれにくい構造
透水性やポーラスアスファルト舗装では、使用に伴い空隙がつぶれることがあります。しかし、透水性コンクリートはセメントを主な結合材として使用しているため、一度発生すると回復が難しい空隙のつぶれが起こりにくい構造になっています。
施工フロー
■材料の選定はもちろん、施工から完成、メンテナンスまでのトータル管理と高い技術力により、質の高い舗装環境を提供しています。
■透水性コンクリートは、施工現場に近い生コン工場に選定された材料を搬入し、配合・練り混ぜを行った後、現場へ運搬されます。
■材料の運搬は、ダンプトラックなどで行われます。
■施工方法には機械仕上げと人力仕上げがあり、材料をフィニッシャーや手作業で均した後、特殊なプレートやパワートロウェルで丁寧に仕上げます。
■養生には約1週間が必要です。
■コンクリート舗装のため、目地が必要です。カッターを使った目地加工や目地材を用い、現場に応じた適切な施工を行います。
型枠据付
路盤清掃
敷均し
締固め
平坦仕上げ
養生
目地工
完成
ウォーターブラスト仕上げ
洗い出しポーラスコンクリート舗装
ウォーターブラスト仕上げ
新五色
白みかげ
桜みかげ
ショットブラスト仕上げ
新五色
白みかげ
桜みかげ
特性と効果
■透水性コンクリート(ポーラスコンクリート舗装)の骨材に自然石を使用し、表面を洗い出すことで石の色や模様を生かした舗装です。そのため、特性や効果は透水性コンクリートに準拠しています。
■洗い出し工法には、ウォーターブラスト工法、ショットブラスト工法、遅延剤処理工法があり、現場の状況に最適な方法で施工を行います。
■パーミアストーンの舗装構成も、透水性コンクリートに準拠しています。
※洗い出し工法によって、表面の仕上がりに若干の違いが生じます。
※骨材の表面にはモルタル分が多少残ります(洗い過ぎると骨材の剥離が発生するため)。
吹付塗装
洗い出しポーラスコンクリート舗装
標準色
ベージュ
グレー
グリーンB
ブルー
特注色(色は一例です)
ブラウンB
ブラウン3443
ベージュ1459
福田土木株式会社は佐藤渡辺株式会社の協力会社のため、
上記透水性コンクリートに関して品質保証をしております。
※透水性コンクリートを保証するもので施工を保証するものではございません。
コンクリート
コンクリートは、セメント、砂、砂利などの骨材、水などを混ぜて練り、硬化させた複合材料です。
建物の床や外壁など、さまざまな部位の建築材として使用されています。
コンクリートは耐火性や耐久性に優れており、耐用年数が長いことが特長ですが、壊れた場合の補修が難しく、外壁なども汚れやすくなるデメリットもあります。
アスファルト
アスファルトとは、石油に含まれる炭化水素を主成分とする黒色の固体や半固体の物質で、道路舗装や塗料、絶縁材などに使用されます。
アスファルトは施工費用が安く、施工の期間も短い傾向にあり、壊れた場合の補修も可能です。しかしながら耐久性には高くなく、ひび割れや変形が起こりやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。